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飽くまでブログ
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しばらく前の話でありますが、私が駅のホームで腰掛けて電車を待っていると60前後の男性が私に話しかけて
きました。

どうやらホームに喫煙できる場所がないか探しているようでした。しかしその駅には喫煙できる場所がありませ
ん。私がそういうことを告げると彼はどうも、と言って去っていきました。

別になんということのないできごとなのですが、その男性、年齢のわりに精悍な顔つきをしており、きっちり整え
られた短めのあごひげを蓄えきれいにスーツを着こなして現れたもので、紳士的なかっこよさを感じずにはいら
れませんでした。





このようなことをふと思い出したのも、今日は「街の灯」という映画を観たからに他なりません。

「街の灯」といえばもちろんチャーリー・チャップリン。

世界が大恐慌に陥る前から製作をはじめ、足掛け4年もかかった長編映画です。

チャップリン扮する浮浪者(格好は紳士)が、盲目の娘に対し恋心から自分を金持ちの紳士と偽ってしまうという
お話で、古典的ながらも現代でも通用するようなギャグを用いたり、持ち前のパントマイム技術を使って楽しい
作品になっています。(シナリオは純粋なコメディというわけではありませんが)



公開当時はやはり大絶賛だったのでしょう。

この映画、いわゆる無声映画であり音楽は入るものの声は入りませんし字幕も多くはありません。

やはり、飽食の世代なのでしょうか。

何かしら物足りないものを感じてしまうのです。

シナリオの好みなどもありますでしょうし、一概にどうのとは言えませんが、映画を楽しめないという事柄が非常
にショッキングでしたね、私としては。



と、いうわけで機会があれば他のチャップリン作品も拝見したいものです。

作品のカラーが好みじゃなかった、ということなら私も万々歳です。



人を楽しませるのは作者の技量ですが、楽しむ側にも技術というか努力が必要だと思います。

娯楽に関しては特に、です。



あ、でもサイレントからトーキーに移り変わる時代を描いたミュージカル映画、「雨に唄えば」は大好きですよ。

関係ないですかそうですか。
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